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初めての福井訪問!押さえておきたい基本情報(交通手段・ビジネス・観光情報)

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初めての福井訪問!押さえておきたい基本情報

福井県は日本海に面していて、地図上は京都の右上、金沢の左下に位置します。滋賀県の琵琶湖にもすぐに行けます。
初めて福井県や福井市を訪れる人向けに、県内の交通手段やビジネス環境、観光情報について紹介します。

※データは2019年11月現在のものです。

01.

「福井をまったく知らない」人向けの情報

まずは、「福井県についてまったく知らない」という人向けの情報をまとめてみます。

福井県は北陸地方に属します。新潟県、富山県、石川県の「仲間」です。
福井県の人口は約78万人で、そのうち3割以上の約26万人が、県庁所在地の福井市に住んでいます。

福井市以外の県内の市町村は次のとおりです。

あわら市・池田町・永平寺町・前市・越前町・おおい町・大野市・小浜市・勝山市
坂井市・鯖江市・高浜町・敦賀市・福井市・南越前町・美浜町・若狭町

アメリカ大統領にオバマ氏が就任したとき、「名前が同じ」ということで注目された小浜市があります。
「眼鏡」で有名な鯖江市も福井県です。
そして、敦賀、美浜、おおい、高浜といった「原発ニュースでよく聞く地名」も福井県では多くみられます。

内閣府の「2015年度県民経済計算」によると、福井県の県内総生産(いわゆる都道府県別GDP)は3.2兆円で、47都道府県中42位でした。
東京都の県内総生産が104.3兆円なので、その33分の1の経済規模です。
ただ、福井県の2014年度から2015年度への経済成長率6.5%増は、47都道府県中2位でした。
福井県は、経済規模は小さいながら成長を続けている地方のひとつといえそうです。

02.

福井の交通

福井の交通について

福井県の交通をみていきましょう。

北陸新幹線

北陸新幹線は、東京と大阪を北陸地方を経由してつなぐ高速鉄道です。現在「東京―金沢(石川県)」までつながっています。
まだ福井県内には北陸新幹線は通っていないのですが、「金沢―敦賀(福井県)」間の125キロが工事中で、「新大阪―敦賀」間のルートも決定しています。

金沢―敦賀の開業が2023年春なので、その時点で「福井県が新幹線で東京とつながる」ことになります。

JRは「西日本」が運営、私鉄もある

福井県内のJRは、JR西日本が運営しています。
JR福井駅からは、「金沢方面」と「越前花堂・敦賀・大阪・米原方面」の北陸本線と、「越前花堂・越前大野・九頭竜湖方面」の九頭竜線があります。
JR福井駅から特急ダイナスターを使うと、47分でJR金沢駅に到着します。JR金沢駅から北陸新幹線かがやきを使うと、JR東京駅まで2時間半で到着します。
福井と東京は、鉄道で4時間弱で結ばれています。

福井県には次の6つの私鉄があります。

・富山地方鉄道
・北越急行
・北陸鉄道
・IRいしかわ鉄道
・あいの風とやま鉄道
・えちごトキめき鉄道

県内には鉄道駅が128あります。

バスと路面電車

福井県内の主なバス会社は京福バス株式会社です。
京福バスの営業エリアは次のとおりです。

・ 福井市中心部
・ 福井市北西部
・ 福井市南西部・越前町
・ 坂井市・あわら市・永平寺
・ 坂井地区西部
・ 坂井地区東部
・ 北部春江丸岡
・ 北東部丸岡松岡
・ 南東部美山池田大野一乗谷
・ 大野市・勝山市

京福バスは東京、京都、大阪、名古屋に高速バスを走らせています。

福井市内には福井鉄道株式会社が運営している路面電車が走っています。
駅は、福井駅、田原町、仁愛女子高校、福井城址大名町、足羽山公園口、商工会議所前の6カ所あります。
路面電車は私鉄と連絡しています。

高速道路

福井県には3本の高速道路が走っています。それぞれの特徴を紹介します。

北陸自動車道

北陸自動車道は「新潟中央(新潟県)-米原(滋賀県)」を結ぶ高速道路で、福井県を経由してします。
福井県内の北陸自動車道のインターチェンジは次のとおりです。

・敦賀・今庄・武生・鯖江・福井・福井北・丸岡・金津

舞鶴若狭自動車道

舞鶴若狭自動車道は「敦賀-吉川(兵庫県)」を結ぶ高速道路で、福井県内には次のインターチェンジがあります。

・大飯高浜
・小浜西
・小浜
・若狭上中
・三方五湖スマート
・若狭三方
・若狭美浜
・敦賀南スマート

中部縦貫自動車道

中部縦貫自動車道は建設中です。
全線開通すると、福井北(福井市)と松本(長野県)がつながります。
中部縦貫自動車道はさらに東海北陸自動車道と接続するので、東海環状道などを経由して名古屋に入ることができます。

中部縦貫自動車道の完成部分は「福井北―大野」間で、途中のインターチェンジは松岡、永平寺参道、永平寺、上志比となっています。

福井空港には定期便はない

福井県には福井空港(坂井市春江町江留中50-1-2)があります。
福井市にではなく坂井市にありますが、JR福井駅からは道路距離で10キロほどです。
ただ「福井―東京便」といった定期便は1本もなく、グライダーの訓練に使われたり、県警などの防災ヘリコプターの基地として使われたりしています。

03.

福井のビジネス

福井のビジネス

福井のビジネスや経済について紹介します。

福井のオフィス街

福井県のオフィス街は、福井市大手3丁目にある福井県庁を中心としたエリアに広がっています。
福井県庁は福井城内堀公園のお堀のなかにあります。隣には福井県警察本部があります。

お堀の外には福井市役所、福井中央郵便局、福井市企業局庁舎、福井地方法務局、福井地方裁判所、といった行政機関が集積しています。
福井県庁とJR福井駅は直線距離で300メートルほどです。交通の要所と行政拠点が近いのは、地方都市のメリットといえるでしょう。

福井市大手地区やその周辺には、その他に、西武福井店、福邦銀行本店、福井銀行本店、みずほ銀行福井支店、三井住友信託銀行福井支店といった金融機関も多数建ち並んでいます。

JR福井駅の西側には福井駅前商店街があり、商業ビルが林立しています。

福井の経済

福井県経済新戦略推進本部は「福井経済新戦略 2019年3月改訂」の冒頭で、「人口減少や高齢化により県内における経済活動の縮小が懸念される」と述べています。
典型的な地方県である福井県の経済は、厳しい状況が続いています。

福井県経済を厳しくしているのは人口減です。
国内の人口は2015~2030年の間に6.3%減るとみられていますが、福井県は10.1%減る見込みです。
特に生産年齢人口は7万人も減少すると予測されています。

また、共働き率が58.7%で全国1位、高齢者就業率は25.5%、全国4位です。
つまり、すでに女性や高齢者が多数、労働参加しています。そのため、今後は労働者不足がさらに深刻化して、経済成長の制約になる可能性があります。

福井県の主な産業と経済規模(付加価値額)は以下のとおりです。

・ 化学1,151億円
・ 電子・デバイス1,049億円
・ 繊維988億円
・ 電気機械602億円
・ プラスチック486億円
・ 輸送機械394億円
・ 眼鏡280億円

04.

福井の観光

福井の観光について

福井県観光の2大テーマは「自然」と「歴史・文化」です。
ここでもその2つにわけて紹介します。

福井の自然観光

福井県は海と山に囲まれた自然豊かな土地なので、自然観光はたくさんあります。そのなかから2カ所を紹介します。

東尋坊(とうじんぼう)

坂井市の海岸線にある東尋坊は、日本海の荒波が岩を削ってつくった断崖絶壁の景勝地です。
1キロも続く「輝石安山岩の柱状節理」は国の天然記念物に指定されています。

公共交通機関でのアクセスは、えちぜん鉄道・三国駅からバスで10分ほどです。
自動車は北陸自動車道・金津インターチェンジから25分です。

瓜割の滝(うりわりのたき)

福井県若狭町天徳寺にある瓜割の滝は、天徳寺の奥の山から湧き出る水がつくる、美しい滝です。その水は全国名水百選に選ばれています。
水温が、夏でも瓜が割れてしまうほど冷たいことから、この名称がついたとされています。
7月には、水の霊に感謝する「水の森まつり」が行なわれます。
瓜割の滝の水は持ち帰ることもできますが、その際は「清掃協力費300円」を支払ってください。

公共交通機関でのアクセスは、JR小浜線・上中駅から徒歩15分です。
自動車は舞鶴若狭自動車道・小浜インターチェンジから15分です。

福井の歴史・文化観光

福井県の歴史・文化観光も、代表的な2カ所を紹介します。

めがねミュージアム

眼鏡の鯖江市には、「めがねミュージアム」があります。鯖江の眼鏡フレームは、国産シェア9割を誇ります。
めがねミュージアムでは、眼鏡づくりがわかる展示がある他、オリジナル眼鏡をつくれる体験工房もあります。
プロがつくった鯖江ブランドの眼鏡を買うこともできます。 入館無料です。

公共交通機関でのアクセスは、JR鯖江駅から徒歩10分です。
自動車では、北陸自動車道・鯖江インターチェンジから2分です。

平泉寺

勝山市にある平泉寺は、約1300年前に開かれたとされ、最盛期には8,000人もの僧兵がいた宗教都市でした。
その後、一向一揆で焼失してしまいましたが、近年の発掘調査によって石畳や石垣が見つかり、魅力的な観光スポットとして復活しました。
敷地内は自由に歩くことができます。敷地内の旧玄成院庭園は拝観料50円が必要です。

公共交通機関でのアクセスは、えちぜん鉄道・勝山駅からバスを利用します。
自動車は、中部縦貫自動車道・勝山インターチェンジから15分です。

05.

福井の宿ならマンスリーマンションが便利「1日でもOK」

ビジネスでも観光でも、福井県に用事があるなら、マンスリーマンションが便利です。
マンスリーマンションというと「1カ月借りなければならない」と思っている人も少なくないと思いますが、最近は1日でも借りることができます。
そうです、ホテルのように使うことができます。
しかもマンスリーマンションなら、家具、調理器具、食器などが備わっています。もちろん、風呂、トイレつきです。
1日2,750円という部屋もあります。1日利用で1日2,750円です。
長期利用も可能です。

福井県のマンスリーマンション情報は福井マンスリードットコムから入手することができます。

SUMMARY

まとめ~地方の魅力たっぷり

福井県と福井市は、決して大きな県でも大きな街でもありません。しかし、日本の地方らしさが詰まった魅力ある土地です。

日本の有名観光地を巡り尽くした人や、海外旅行に疲れた人は、ぶらりと福井を訪れると、日本を再発見できたり、癒されたりするのではないでしょうか。
今後、公共交通機関が発達することから、ビジネスでも注目の地方都市のひとつです。

福井マンスリードットコム

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